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大前提となるのは、審査する人に事業の内容を分かってもらえるような書き方をしなければなりません。専門用語や業界用語を使わず、分かり易い言葉で書くように心がけましょう。
ここでは、日本政策金融公庫の創業計画書を例にお話をします。
下記よりダウンロードできます。
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html
日本政策金融公庫の創業計画書の各項目は
となります。詳しく見ていきましょう。
日本政策金融公庫の書式では、記入欄がとても少ないです。人生の転機となった動機ですから、別紙参照として熱い思いを綴って下さい。技術やノウハウ、人材や人脈等アピールポイントを書くようにしましょう。
これまでに経験してきた仕事等を書きます。経歴をただ書くだけではなく、仕事の内容やポスト等を今回の事業にどのように生かすことができるのかを具体的に書きましょう。
これも具体的に書いていきましょう。例えば、品揃えは豊富なのか、特定商品に絞っているのか。品質、顧客層、価格帯、同業他社との違い等です。
複数の商品を扱う場合には、売上シェアの予測も書きましょう。
こちらも別紙に具体的に書いていくと良いでしょう。5W2Hの方法で考えると書きやすいです。
・WHO 創業者の強み
・WHAT 商品・サービス
・WHEN 営業時間
・WHERE 地域、立地条件
・WHY 需要
・HOW 販売方法、生産体制等
・HOW MUCH 価格
ここでは、資金繰りを見ています。本当に融資が必要か、金額は足りているのか等を判断しています。
取引先が企業の場合は企業名、所在地、取引条件を記載します。個人の場合は一般個人と記載します。すでに販売先が決まっている場合は、契約書等を添付すると良いでしょう。
販売先と同様に記載します。
役員、従業員社員、パート・アルバイト等それぞれ記載しましょう。
住宅ローン、自動車ローン、消費者ローン等、事業資金以外の借り入れを記載します。
日本政策金融公庫は個人信用情報を確認しますので、隠したりするとマイナスになりますので、気を付けて下さい。
ここでは資金計画を見ています。必要な資金の合計額と、調達方法の合計額が合うように記載して下さい。
創業に要する設備を資金を書きます。未購入のものはカタログや見積書の額を書きましょう。
事業が動き出してからの運転資金を書きます。「事業の見通し」の資料を元に金額を割り出します。
創業に投資する金額です。現在持っている資金だけでなく、すでに投資している金額も記載しましょう。
ここでは、返済財源を見ています。創業当初が赤字なのは問題ありませんが、軌道にのった後でも利益が出ていないということにならないように計画しましょう。